ページ共有のプライバシー設定

概要


ページ右上の 共有 メニュー内には、左下にページ共有のプライバシー設定をするための項目があります。この記事では、それぞれの選択肢を設定した場合に、リンクを共有したり、ページを検索したりした場合の挙動を紹介します。



設定


例としてプライベートページ内にあるページに対して設定すると、このような状態となります。

①招待されたユーザーのみ

ページの所有者のみがアクセス権を持っている状態。他の誰もアクセス権を持っていない。そもそもがワークスペース全体に共有したページでない限り、デフォルトではこの選択肢。


②ワークスペース内でリンクを知っているすべてのユーザー

リンクを知っているメンバー というジェネリックな表記に対してページが共有された状態となり、アクセス権のレベルも指定可能。


③ワークスペース内の全員

ワークスペースの全メンバーに対してページを共有している状態になる。アクセス権のレベルを指定可能。共有状態にはなるが、招待通知などは発信されない。

※ちなみに、この状態から NorthSandの全員 の右側にあるアクセス権限のプルダウンで「削除」をクリックすると、自動的にページのプライバシー設定も 招待されたユーザーのみ に戻る。



他の人からのページの見え方


上記のようにプライバシー設定をした各ページに対し、明示的にユーザー名を指定してのページ共有をされていない人が以下のアクションをとった場合、どうなるでしょうか?


たとえば、Aさんの持っているページで、Bさんはバイネームでページに招待されてはいないが、ページのリンクはもらっている、というケースを想定してみましょう。Bさんがリンクをクリックしたり、ページを検索したりすると、以下のような結果となります。

プライバシー設定 リンクをクリックした場合 ページを検索した場合
①招待されたユーザーのみ ❌ アクセス不可 ❌ 検索結果には表示されない
②ワークスペース内でリンクを知っているすべてのユーザー ✅ アクセス可 ❌ 検索結果には表示されない
③ワークスペース内の全員 ✅ アクセス可 ✅ 検索結果に表示される

①はプライベートページ、③はワークスペース全体に共有したページの挙動と実質的には同様ですが、②だけは少々特殊です。②のページには、Bさんはリンクからはアクセスできるのに対し、ページを検索しても検索結果に出てこない、という特徴があります。



これらの特徴をふまえると、以下のような使い分けができると考えられます。

①招待されたユーザーのみ 明示的に招待した相手以外に一切開示するつもりがなく、検索もしてほしくないページ
②ワークスペース内でリンクを知っているすべてのユーザー

基本的には限られた相手としか共有していないコンテンツだが、

  • ちょくちょく部外者にも開示したい用事が発生するが、
  • ただしワークスペース内の一般メンバーの検索結果には出てほしくなく、
  • でもリンクが知らずに部外者に共有されても影響のない程度のページ
③ワークスペース内の全員 ワークスペース内のメンバーであれば、だれでも検索・閲覧してもらって構わないページ
記事を評価 ありがとうございます! 失敗しました