タイムラインビューの依存関係で日付を自動シフトする

概要


データベースのタイムラインビューでは、カードとカードを黄色い線で接続し、アイテム同士の依存関係を表すことができます。

このように依存関係が設定されている場合、一方の日付を変更したことにより依存関係のあるタスクの日付も自動で変更するよう、設定することが可能です。



自動シフトのオプション


データベース右上のドットメニューから 依存関係 を選択すると、このような設定メニューが表示されます。


ここでは、作業日数がそれぞれ3営業日必要で、間になにもない日が1日ずつある、3つのタスクが並んだ日程を例に解説します。



1) 日付が重なった場合のみシフト

タスクの実施日に重複が発生した場合のみ、前後のタスクの日付をずらすオプションです。以下の例を見ると、前後のタスクがそれぞれの実施期間(=3営業日)を保ったまま、前後に自動的にシフトしているのが見て取れます。



2) アイテム間の期間を維持してシフト

このオプションでは、タスクの間に何日の猶予があるかを考慮して自動シフトされます。この際、後述の 週末を避ける オプションがオンの場合は平日のみの日数が、オフの場合は週末も含めた日数が考慮されます。


ここでは例として、 週末を避ける オプションがオンの場合を見てみましょう。「TEST2」というタスクの前後には、平日でなにもタスクの無い日がそれぞれ1日ずつ設けられています。


このように「TEST2」の日付を前後1日ずつ伸ばすと、「TEST1」「TEST3」とも、平日のタスクの無い日を1日保ったままで前後に自動シフトすることが分かります。



3) 自動シフトしない

日付はすべて手動で設定します。依存関係の黄色い線が設定されている状態であっても、タスクの日付が重複した状態に設定できますが、その際は線の色が赤に変わります。



オプション: 週末を避ける

このトグルをオンに設定すると、自動シフトによって日付がずらされたタスクが、週末にかからないように設定されます。


例えば、 日付が重なった場合のみシフト かつ 週末を避ける がオンの場合に、3営業日かかる「TEST1」というタスクの後続である「TEST2」の開始日を大幅に早めてみましょう。

こうした場合、依存関係により「TEST1」の実施日が前にずれますが、週末を挟んで3営業日が確保された日程となっているのが見て取れます。

しかしアイテム間の期間は考慮されないため、間にあった1営業日の猶予はなくなります。



これが アイテム間の期間を維持してシフト の場合だと、タスクの所要期間に加え、タスク間の日数も考慮して日付が自動シフトされます。

  • 「TEST1」の実施期間が3営業日
  • 「TEST1」と「TEST2」の間が1営業日



Tips: 週末を避ける オプションでは、各国独自の祝日・休日は考慮されません。

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