Slack連携

概要

2023年3月現在では、NotionからSlackへの更新通知に加え、SlackからNotionデータベースへの情報追加もできるようになっています。それぞれ、設定方法を紹介します。



NotionからSlackへの更新通知

ページ右上のドットメニューから「コネクトの追加」→「Slack」と選択すると、接続許可を求めるページがブラウザで開きます。データベースのみの場合はフルページで開いた状態でドットメニューを開くと「コネクトの追加」があります。

接続を許可し、通知を送付したいSlackチャンネルを選択すれば完了です。



変更を加えてから5分ほど経つと、このように指定したSlackチャンネルに通知が送付されてきます。


変更の通知が即時ではないことに加え、以下のような制約があります。

  • 編集履歴すべてが通知される(軽微な文字修正も1件のSlackメッセージとして連携される)
  • 通知内容の制御はできない
  • 連携を設定したページの、配下のページにおける変更も通知される

このように、Slackへの通知はかなり情報過多なものとなっています。

そのため、Notionからの通知には受信専用のSlackチャンネルを作り、かつSlack内の変更通知をミュートにするなどして認知負荷を下げる工夫をしたうえで、「Notionの編集履歴をSlackからも検索できるようになる機能」という風に使うのがよいでしょう。



SlackからNotionデータベースへの情報追加

Slackの app directory でNotionをお使いのSlackワークスペースに追加すると、この機能が使用できるようになります。(会社などでお使いの場合、管理者によって接続が制限されている場合もありますので、導入可否等はIT管理者の方にお問合せください。)


接続が完了すると、メッセージの右側のドットメニューから「Send to Notion」というメニューを使えるようになります。見つからない場合は「その他のメッセージのショートカット…」から検索してみましょう。



Notionに保存したいSlackメッセージの右上のドットメニューから「Send to Notion」をクリックすると、このようなモーダルがポップアップします。または、「/notion create」というコマンドをSlackのメッセージ欄に入力しても同様のモーダルを呼び出せます。

  • 最上部:自身のユーザー名が書かれています。
  • Database Name:このドロップダウンで、Slackの情報を保存する先のNotionデータベースを検索・選択します。
  • Your frequently used databases:よく使うデータベースが表示されています。追加先データベースを選択した時点で表示がなくなります。
  • Title:追加先のNotionデータベースで、タイトルプロパティに入力されるテキストです。
  • Confirm page creation publicly:これをオンにすると、「Send to Notion」を起動したSlackメッセージに対して、誰がどこに保存したのかがスレッドで送信されます。


  • +Add Property:このボタンをクリックすると、タイトルプロパティ以外のプロパティも同時に入力することができます。



「+Add Property」をクリックすると、モーダル下部に以下の入力欄が追加で表示されます。

  • Property:追加先Notionデータベースにある、他のプロパティの名前を選択できます。
  • タグ:ここには、上記のProperty欄で選択した項目に応じた名前が表示されます。(下記の例のように、「タグ」という名前のNotionプロパティを選択したら「タグ」という名前になります。)セレクトや日付など、Notionプロパティの仕様に応じた入力が可能です。


「Save」ボタンをクリックすると、このように対象のNotionデータベースに新しい行が追加され、ページ内には「Send to Notion」を起動したメッセ―ジのリンクプレビューが入っています。

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