PDFエクスポートでできること・できないこと
概要
NotionページのPDFエクスポートには、ある程度のオプションメニューが用意されていますが、うまくエクスポートされないものがあります。その詳細を解説します。
できること(標準機能)
Notionページでは、右上のドットメニューから「エクスポート」を利用できます。
するとこのようなポップアップが表示され、「エクスポート形式」で「PDF」を選択すると以下のような標準オプションが表示されます。
エクスポート対象を選択する | ページ全体か、ファイルや画像などの添付物を除くエクスポートの2種類から選択できます。 |
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用紙サイズを指定する | 日本国内で主流のA4やA3のほか、海外仕様のレターやリーガルなどから選択できます。 |
スケール率(拡張/縮小率)を指定する | もし100%で収まりが悪い場合、フィットするように拡大・縮小することができます。プレビューが欲しい所ですが、2023年3月時点ではまだありません。 |
サブページを含めるかを指定する | サブページ(子ページ)を持つページでエクスポートを実行する場合、サブページを含めるか否かを選択することが可能です。この際、エクスポートファイルでサブページをフォルダにまとめるオプションもあります。 |
できないこと
1) エクスポート時に文章内のリンクを削除する
NotionのPDFエクスポートからリンクを削除する機能はありません。エクスポート後に、PDF編集ソフトやオンラインのリンク削除サービスを利用するなどのワークアラウンドをとる必要があります。
2) レイアウトを崩さずにエクスポートする
NotionページをそのままPDFエクスポートすると、画像やリンク、データベースなど、様々な箇所が見たままエクスポートされません。一部は上記の「スケール率」の調整で回避可能かもしれませんが、影響を最小限にとどめるためにはChromeなどブラウザの印刷機能でPDF化するのがお勧めです。
3) データベースをそのままの見た目でエクスポートする
テーブル以外の形式のデータベースは、インライン・フルページどちらでもテーブルとしてエクスポートされます。そのままの見た目でエクスポートしたい場合、上記のブラウザの印刷機能を使う方法で回避します。しかしこの方法でも、タイムラインなどは表示の通りの印刷が難しいことがあります。
Tips:
Chromeの拡張機能「GoFullPage」などのフルスクリーンキャプチャツールを活用すると、上記の(2)、(3)の問題が回避できます。