データベースで新規ページ作成時点の日付を自動入力する

データベーステンプレートには、日付プロパティに作成当日の日付を入れる機能がありません。ですが、ほんのひと手間かけるとそれが実現できるようになります。


たとえば議事録データベースに、実施日 というプロパティがあるとしましょう。会議の日にデータベースで議事録テンプレートを呼び出したら、実施日 に当日の日付が入るのが理想ですが、現実には以下のような状態となります。


  • 特定の日付を入力したテンプレート: その固定の日付が入った状態で呼び出される
  • 日付プロパティが空欄のテンプレート: 空欄のままで呼び出される

ですが以下の手順を踏むと、データベーステンプレートを呼び出したら即座に、その当日の日付が入力されます。



設定手順


  1. 対象のデータベースで、日付プロパティを作成します。
  2. データベース右上のドットメニューから オートメーション を開きます。


  1. オートメーションに名前を付け、トリガーを追加 ボタンをクリックして ページの追加 を選択します。


  1. 次に アクションを追加 ボタンをクリックし、Step1で作成した日付プロパティを選択します。


  1. 日付をどのように設定したいかを指定するメニューが表示されるため、青いハイライトが付いた 今日 を選択します。この青い項目は、Step3でトリガーとして指定したイベントが発生した際の日付や時刻を反映するためのアイテムです。


  1. 最後に、作成 ボタンをクリックしてオートメーションを保存します。


  1. これで、新しいページが作成されたら 日付 プロパティにその日の日付が設定されるようになりました。



実践


作成したオートメーションを、データベースの項目をすべて削除した空の状態から複数のパターンで試してみた結果、ページ追加の様々なパターンで日付の自動入力が成功しました。

すべてのケースで、長くても5秒以内には自動で日付が反映されました。お使いの環境にもよると考えられますが、オートメーションのトリガーからアクション完了までには、ほんの少しの時差を見込んでおいた方が良いでしょう。

No. パターン 結果
1 空のデータベースで クリックして行を作成してください をクリック
2 左下の +新規 ボタンから行を追加
3 右上の青い +新規 ボタンから行を追加
4 右上の青い +新規 ボタンの横から 空白のページ テンプレートを使用(※1)
5 右上の青い +新規 ボタンの横から任意のテンプレートを使用(※1, 2)

備考

※1:データベーステンプレートの場合は、右上ボタンプルダウンからでも、新規作成後のページ内からのテンプレート選択でも、同様にオートメーションが機能しました。

※2:No.5のテンプレートは、日付プロパティに値が入力されていないものを使用しました。

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