データベースのボタンプロパティ

概要


ボタン プロパティは、データベースのオートメーションに非常に近い使い方ができるプロパティです。新規プロパティを追加すると、プロパティ種類の選択欄の下の方にあります。


データベース全体に対して設定するオートメーションとの一番の違いは、「ボタンを押す」という人間の行動をトリガーとして発動されるという点でしょう。

通常のオートメーションは、データや日付の変化に応じてトリガー条件に合致するすべてのデータベースページに対して、ユーザーが意識せずとも自動的に発動されます。

対してボタンプロパティは、承認行為やエスカレーションなど、人間の意志で対象のページにのみ、意図的にアクションを起こすことができる機能です。


例)

  • 上長が 承認 ボタンを押したら、承認者 にクリックしたユーザー名、承認日 にタイムスタンプが入る
  • ユーザーが エスカレーション ボタンをクリックしたら、開発チームのデータベースに新規ページが作成され、イシューとして起票されて、担当者が割り振られる




基本的な使い方


プロパティを追加したら、ボタンにラベル、つまりボタンに何という文字を表示させたいかを指定できます。



オートメーションがトリガーを指定してアクションを起こすものであるのに対し、ボタンプロパティは対象の行のボタンを押すことをトリガーにアクションを起こす機能です。このように、設定モーダルではトリガーが ボタンのクリック で固定されています。


アクションの設定方法は、通常のデータベースオートメーションと同様ですので、ぜひそちらをご参照ください。

記事を評価 ありがとうございます! 失敗しました