Notionにスライドを埋め込むには

概要


PowerPointやGoogleスライドなど、スライド作成ツールの情報を埋め込む方法を紹介します。


備考: いずれも閲覧専用となり、Notion上からの編集操作はできません。



方法1:PDFエクスポートして埋め込む


スライドファイル(.pptx など)は、そのままの形でNotionにドラッグ&ドロップしても、ファイルとしてアップロードされてしまいます。そのため、Notion上で中身を閲覧できるようにするには、一度PDF形式で保存した状態のものを /pdf でNotionにアップロードします。



手順


/pdf で埋め込みメニューを呼び出し、アップロード タブで ファイルを選択 ボタンをクリックします。



②ファイル選択画面が出るので、そこからPDF化したスライドを選択すると…



③Notion上で中身をスクロールできるPDFの埋め込みになります。




方法2:画像として埋め込む


方法1では、比較的ライトなファイルであれば問題ないのですが、相当な枚数のPDFとなるとご利用の環境によっては動作が重く感じられることがあります。その場合は、画像としてNotionページにスライドを貼り付ける方法もあります。



手順:PowerPointの場合


①サムネイルバーにある任意のスライドをクリックし、Ctrl+Cなどでコピーします。


②任意のNotionページ・Notionブロックを選択し、Ctrl+Vなどで貼り付けます。こうすると、PDF埋め込みとは異なり、1枚のスライドのみが画像として貼り付けられます。複数枚の同時コピペはできないため、必要な枚数分にわたり同じ作業を繰り返します。




手順:Googleスライドの場合


①Googleスライドの場合、PowerPointと同様のコピペはできません。そのため、ファイル > ダウンロード からPowerPointとしてダウンロードして上記の手順を取るか、JPEGやPNG形式の画像として1スライドずつダウンロードする必要があります。


②画像としてダウンロードした場合は、通常の画像貼り付けと同様にNotion上の任意の箇所にドラッグ&ドロップまたは /image などで追加します。




方法3:オンラインストレージに接続してリンクで埋め込む


Google DriveやOneDriveなど、オンラインストレージにファイルを保存している場合は、/drive コマンドからそれぞれ埋め込みブロックを呼び出すことができます。


ですが、これらの埋め込みは1ページ目しか表示できないため、中身を閲覧するには右上のツールボタンから でオリジナルを表示するという手間がかかります。



手順:Googleスライドの場合


①スライドファイルを開いた状態で、右上の 共有 ボタンをクリックします。通常、デフォルトでは非公開になっています。



②アクセス権を開示したい範囲に合わせて設定します。ここでは、Googleドライブにアクセス権のないチームメンバーに閲覧専用で共有すると仮定して、以下の選択肢にします。権限を選択したら、左下の リンクをコピー をクリックします。



/drive でGoogle Driveを選択します。接続がまだの場合は、認証フローを完了します。

④先ほどコピーしたリンクを貼り付けて、リンク をクリックします。



⑤すると、このような埋め込みになります。





手順:OneDriveの場合


①ファイル一覧で、ファイル名右側にある メニューから 共有 を選択します。



②Googleドライブの時と同様に、必要な権限を設定し、適用します。



適用 をクリックすると以下のような画面に遷移するため、リンクのコピー をクリックします。



④ここから先はGoogle Driveとほぼ同じです。/drive でOneDriveを選択し、接続がまだの場合は、認証フローを完了します。


⑤先ほどコピーしたリンクを貼り付けて、リンク をクリックします。



⑥すると、このような埋め込みになります。



Tips:これらの埋め込みは、右下のドットメニューから メンションに変換 することができます。インラインのページメンションのように、他のテキストとの併記ができ、ポインターのホバーでスライドのプレビューも表示されます。表示をコンパクトにしたい場合に便利です。

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