依存関係のある一連のタスクをタイムラインに一括追加する

概要


所要日数があらかじめ分かっている一連のタスクを、ワンクリックでデータベースに追加します。依存関係もまるごとワンクリックで設定されるため、繰り返し決まったタスクを一括で作成したい場合に便利です。




ステップ1:プロパティを用意する


まずはシンプルなテーブルを作成し、プロパティを用意します。


それぞれのプロパティの用途は以下のとおりです。

プロパティ(種類) 説明
基準日(日付) ボタンを押した日付が入る日(ボタンをクリックしてタスクを追加した後、一連のタスクを実際に開始する日付に一括更新して使用する。)
日数A(数値) 基準日から起算して何日目に開始かを入力する。(これに応じて 開始日 が算出される。)
日数B(数値) そのタスクの所要日数-1の数字を入力する。(開始日を所要日数に含むため。3日間なら2を入力する。これに応じて 終了日 が算出される。)
開始日(関数)

基準日日数A を加算した日付。

関数: dateAdd(基準日,日数A,"days")

終了日(関数)

開始日日数B を加算した日付。

関数: dateAdd(開始日,日数B,"days")

次のタスクにより保留中 /次のタスクを保留中

(リレーション)

ドットメニューから 依存関係 を設定すると自動で追加される。プロパティ名は後から自由に変更してOK。



ステップ2:タイムラインビューを用意する


作成したテーブルビューの名前部分をクリックし、複製 してレイアウト からタイムラインビュー を選択し、任意のビュー名をつけます。開始日 を昇順で並べ替え設定しておくと、左上から開始日の順にきれいに並ぶのでお勧めです。



ステップ3:ボタンブロックを作成する


  1. /button でボタンブロックを作成し、以下のように一連のタスクをセットします。
  2. 基準日は動的日付の 今日 、日数A/Bには前述のとおり、以下のような情報を入力します。

プロパティ(種類) 説明
日数A(数値) 基準日から起算して何日目に開始かを入力する。(これに応じて 開始日 が算出される。)
日数B(数値) そのタスクの所要日数-1の数字を入力する。(開始日を所要日数に含むため。3日間なら2を入力する。これに応じて 終了日 が算出される。)

  1. 2つ目以降のカードには、依存関係の 次のタスクにより保留中 プロパティも追加し、動的日付のように青でハイライトされた (直前のステップ)で追加した新規ページ というアイテムを選択します。
  2. 設定が完了したら、ボタン名やアイコンをお好きなように編集し、最後に右上の 完了 ボタンを押してモーダルを閉じます。


参考:3つのタスクを連続して設定するボタンブロック




実践


使い方は大きく2ステップに分かれます。


  1. ボタンをクリックしてタスクを作成

    先ほど作成したボタンをクリックするとタスクが追加され、依存関係も自動的に設定されることが分かります。


  1. 基準日を一括更新

    ボタンをクリックした日から一連のタスクを開始するのであれば、このステップは不要ですが、他の日から開始したい場合は、テーブルビュー左端のチェックボックスで新しく追加したアイテムを選択し、上部に表示される一括編集ツールバーから 基準日 をその開始日に変更します。



これで、依存関係まで整理された一連のタスクの追加は完了です。

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