Notion AIでダミーデータを生成する
概要
偽名などの簡単な情報はもちろん、十分な情報量のプロンプトを提供すれば、複雑なダミーデータでもAIで生成することができます。
例1:偽名
テスト用の偽名生成など、簡単なデータは、要件と出力フォーマットを2文程度記述するだけで、このように整理されたアウトプットが出せます。
男性の偽名、女性の偽名、中性的な名前の偽名を、それぞれ10個ずつ作成してください。
結果はシンプルテーブルにまとめ、カテゴリごとに列を分けてください。
例2:ダミーコンテンツ
では、手作業で作成するのが面倒なレベルの、複雑な大量のダミーデータではどうでしょうか?
たとえば、高校生が特別授業を受けるための授業ログを想定した表を作成するなら、授業の日数やコマ数、教科、ログをつけたい内容を細かくプロンプトで指示します。
あなたは日本の高校の一般課程の2年生です。理系の大学の入試合格を目指して、そのために必要な授業を受けたいと考えています。
それに向けた特別授業のノートをNotionで取ろうと思います。
このノートを生成するために、まずはダミーのノートがほしいです。
日付と課目ごとにデータを用意して、その授業のメモを生成してください。
ただし、1日に4つの授業を受け、5日間連続で受ける前提です。データには日付、課目、感想、気付き、授業へのURL、複数のタグを含めてください。
結果は、表にしてください。
すると、5日間x4コマの授業のログが生成されました。
感想や気づきまでは流石にあまりアレンジの効いた表現ではありませんが、これを元に並べ替えたり、データベースに変換・加工したり、中身を抜いて自分用のデータベースとして改変するための土台として使えます。
このように、AIへの指示内容を詳細かつ具体的に記述することで、複雑なダミーデータを生成することも可能です。