一つ上の階層に戻るブロックを作りたい
概要
ページのネストが深く、上下階層への移動が多い構成になっている場合、すぐ上の階層のページに簡単に移動したい時があります。
ページ左上に常設の階層リンクからも移動できますが、ここではページ内コンテンツとして上位階層への遷移に使えるブロックを設ける方法を、いくつか紹介します。
設定方法① 階層リンク
ブロックを使う
/bread
や ;かいそう
などのコマンドで階層リンクブロックを作成すると、ページ左上に常設の階層リンクと同様のものを、ページ内コンテンツとして設けることができます。
作成した 階層リンク
ブロックはページ内の任意の場所に配置でき、使用方法も左上常設のものと同様です。どこのページでも単一のコマンドで呼び出せるため、頻繁にこのようなリンクブロックを設けたい場合に便利です。
設定方法② そのページへのリンクを設ける
リンクの場合、リンク先のページごとに個別に設定する必要があるため、利便性は階層リンクには劣りますが、階層リンクに比べて比較的コンパクトに表示できるのが利点です。
オプション1:任意の文字列に対するハイパーリンク
[特徴]
デフォルトの黒より薄いグレーのフォント色になり、下線が付きます。任意の文字列に対して設定できるため、リンク先ページ名が長かったり、アイコンがついていたりする場合でも、このようなシンプルな表示にすることが可能です。
リンクの上にポインタを合わせると、リンク先のページ名が表示されるのもこの手法の特徴です。
[設定方法]
- まずリンク先ページのリンクをコピー
- 次にリンクを設定したいページに移動
- ハイパーリンクにしたい文字列を選択
cmd/ctrl
+C
で貼り付け
オプション2: ページリンク
[特徴]
リンク先ページのアイコン、およびページ名をそのまま表示させることができます。リンク先のページ名やアイコンが変わった場合でも、ページリンクにはそれらがリアルタイムに反映されるため、更新の手間を削減できます。
以下の2つの手法があるため、ニーズに応じて使い分けましょう。
- インラインメンション: テキストを記入できる場所なら大抵どこでも設定可能です。
- フルブロック: 単一のブロックがまるごとページリンクになります。
ページリンクは上記いずれの方法でも、リンク先のページにバックリンクとして表示されます。ハイパーリンクなど他の方法では、バックリンクになりません。
[設定方法]
インラインメンション
- 上の階層へのページリンクを配置したい場所で、
@
を入力 - 続けて、リンク先にしたいページの名前を入力
- サジェストから対象のページを選択
フルブロック
/page
コマンドから「ページリンク」を選択- インラインメンションと同様に、リンク先ページを検索、選択
オプション3:ボタンブロック
[特徴]
その名の通りボタンとして表示されるため、押すことで何らかのアクションが発生することが直感的にわかるUIです。ボタン名はもとより、アイコンを数百種類x8色から選択して設定することができます。
ボタンブロックはオートメーションの一種であるため、クリックするとこのようなメッセージがポップアップします。この表示が邪魔に感じる方は、他の手法での設定がおすすめです。
[設定手順]
/button
でボタンブロックを呼び出す
- ボタンを押した際のアクションとして
ページを開く
を選択
- アイコンとボタン名を設定し、
次のページを開く
に上位階層のページを設定
- ページの開き方として
フルページ
を設定(ページ遷移の体験をよりナチュラルなものにするため。用途に応じてサイドピークやポップアップでもOK) 完了
ボタンをクリック
まとめ
このように、上位階層のページへのリンクは様々な方法で設定することが可能です。いずれの方法でも同様にワンクリックでスムーズにページ遷移します。
見た目の好みや設定の利便性などを考慮し、ニーズに合った方法を柔軟に選択しましょう。