二段階認証の設定
概要
Notionのログイン方法は、デフォルトではワンタイムパスワードですが、設定により固定パスワードとSMSや認証システムを用いた二段階認証が可能になります。
固定パスワードの設定
二段階認証を設定するには、デフォルトのワンタイムパスワード方式ではなく、固定パスワードの設定が必要になります。設定
> マイアカウント
からトグルをオンにして設定しましょう。
固定パスワードの設定前は、二段階認証の設定メニューは無効になっており、操作ができません。
設定条件に沿ったパスワードを入力し、設定します。
固定パスワードが設定されると、このように二段階認証の設定メニューが操作できるようになります。
二段階認証:電話番号(SMS)
二段階認証のトグルをオンにすると、まずは設定したい認証方法を選択するポップアップが表示されます。認証システムを使う方法と、SMSで自分の携帯端末宛にコードを送信する方法です。
ここではまず、SMSの方法を見ていきます。
コードをSMSで送信
の選択肢をクリックすると、以下のような入力欄が表示されます。
国際電話式の入力が必要で、左の欄を国番号(日本は +81
)にして、右の欄に自身の電話番号の頭のゼロを取った番号を入力し、続行をクリックします。
指定した電話番号宛にSMSでコードが届くので、確認して入力します。これで設定完了です。
完了すると自動的に画面が切り替わり、バックアップコードが表示されます。
設定した二段階認証でログインできなかった際に使用するためのコードですので、忘れずに保管しましょう。
テキストファイルとしてダウンロードしたものはこのようになっています。
コードを保管しました
ボタンをクリックすると 設定
メニューに戻ります。この時点で、二段階認証の設定メニューがトグルではなく 認証方法の変更
となっているのが分かります。
クリックするとこのような表示になり、他の認証方法の追加や、既存の認証方法の削除ができます。
二段階認証:認証システム
認証システムも設定してみましょう。認証システムを追加
をクリックすると、以下のようなポップアップが表示されます。少々よくわからない説明書きですが、携帯端末でQRコードを読み込んでアクセスすればOKです。
認証システム名を入力
欄は、後々管理しやすいよう、何の認証システムを使ったのか自分で名前を付ける仕組みです。入力して続行します。
QRコードを読み取ると、認証システムを選択するよう求められます。選択するとその認証システムでNotionログイン用のコードが表示されるようになるため、SMSの時と同じようにコードをNotionに入力します。
設定が成功すると、このようなポップアップが表示されます。
二段階認証を使用したログイン
二段階認証を設定すると、以後ログイン時には固定パスワードの入力と、設定済み二段階認証方法のいずれか、またはバックアップコードが求められるようになります。
いずれかの方法を選択し、コードを入力してログインします。
バックアップコードの使用
ログイン時や二段階認証方法の変更時に、設定済みの方法が使えなかった場合はバックアップコードを使用します。バックアップコードでの認証を選択すると、このような入力欄が表示されます。
バックアップコードはそれぞれ1回しか使用できないため、使用済みのコードにはマークを付けるなどして管理しましょう。一度に払い出される6つのコードを使い切ったら、二段階認証の設定メニューから再生成もできます。
二段階認証の無効化
二段階認証ではなく、固定パスワードやワンタイムパスワードに戻したい場合、認証方法の変更
メニューから 二段階認証を無効にする
をクリックします。
確認メッセージがポップアップするため、ボタンを押して無効化を確定します。
無効化が完了すると、このようなメッセージが表示されます。
この時点では固定パスワードの設定は残っているため、必要に応じてパスワード削除するとワンタイムパスワード式に戻すことができます。